北朝鮮の核施設で原子炉稼働か 米研究機関
北朝鮮の核施設で原子炉が稼働している可能性が高いことを示す衛星写真が公開された。
アメリカの研究機関『38ノース』が公開した衛星写真は、北朝鮮寧辺の核施設付近のもので、今月22日に撮影された。
核兵器の原料となるプルトニウムの生産につながる黒鉛減速炉の近くで、この時期は凍っているはずの川が溶けているとしている。原子炉で温められた冷却水が排水口を通じて川に流れ込んだとみられ、研究機関は原子炉が稼働している可能性が高いとみている。
2015年、北朝鮮は寧辺の核施設の再稼働を宣言し、去年2月にアメリカ政府も原子炉の再稼働を確認したとしていた。