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福島第一原発 原子炉への注水1時間停止

2016年12月5日 14:34
福島第一原発 原子炉への注水1時間停止

 5日午前、福島第一原発3号機で点検作業員が誤ってポンプのスイッチに接触したためスイッチが切れ約1時間原子炉への注水が止まっていたことが明らかになった。

 東京電力によると、5日午前10時2分、福島第一原発3号機で冷却などの目的で注水するシステムが約1時間停止したという。点検作業員の肘が誤ってポンプのスイッチに接触しスイッチが切れたためで、約1時間後にバックアップのポンプを動かして注水を再開した。現在のところ原子炉に異常は見られないという。

 原子炉への注水が長時間にわたって止まると、燃料デブリの温度上昇など安全が保てない恐れがあった。東京電力は注水が止まった原因を詳しく調べている。