ペンス副大統領がNATOトップと会談
アメリカのペンス副大統領は20日、ベルギーのブリュッセルでNATO(=北大西洋条約機構)のトップと会談し、今後もアメリカはNATOに強く関与していくとの方針を伝えた。
NATOを巡っては、トランプ大統領が「時代遅れ」と批判するなどし、加盟国の間に不信感が広がっている。会談後の会見でペンス副大統領は、「トランプ大統領はNATOを強く支持している」と述べ、アメリカは今後もNATOに強く関与していくとの方針を伝えた。
また、トランプ大統領がNATO加盟国に対して防衛費を増やし、負担を公平にするよう求めていることについて、NATOのストルテンベルグ事務総長は「その重要性に同意する」と述べた。これに対し、ペンス副大統領は、「トランプ大統領は今年末までに実際に進展することを期待している」と述べ、増額を着実に実現するようクギを刺した。