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トランプ大統領の報道が4分の1に減少 露

2017年2月22日 21:01

 ロシアメディアはアメリカのトランプ大統領に関する報道がロシア国内で大きく減少したと報じた。トランプ政権内のロシアへの厳しい発言などが影響している可能性もある。

 ロシアの経済紙「エルベカ」は20日、国営を含むテレビ9局のトランプ大統領に関する報道がこの2週間で約4分の1に減少したとするメディア調査会社の調査結果を報じた。調査対象となったテレビ局の幹部は、「興味深いニュースが少なくなっただけ」と説明している。

 ただ、記事では、トランプ大統領の周辺からクリミアの返還を求める発言が出てくるなどロシアに厳しい態度も出てきているとの指摘もあり、報道が減少したことがロシア内でトランプ政権に対する期待感が低下していることを反映した可能性もある。

 トランプ大統領の誕生から1か月がたったが、米露関係の改善に大きな進展はみられていない。