WFPのマレーシア人スタッフが北朝鮮出国
金正男氏殺害をめぐって北朝鮮とマレーシアの関係が悪化するなか、北朝鮮から出国を禁じられているマレーシア人のうち、国連機関のスタッフ2人が出国したことがわかった。
北朝鮮は7日、マレーシア人の出国を禁じた。北朝鮮には大使館職員3人とWFP(=世界食糧計画)のスタッフ2人、その家族の計11人が滞在していたが、9日、WFPのスタッフ2人が出国したことがわかった。
WFPによると、すでに2人は中国の北京に到着しているということで、「スタッフは国際機関の公務員であり、出身国の政府を代表するものではない」と声明を出している。