スウェーデン・ストックホルム中心部で４人が死亡したテロ事件で、地元メディアは、逮捕された男が過激派組織「イスラム国」に共感を示していたと報じた。

　事件から一夜明けた現場では、ガラスや壁の一部などが散乱していて、トラックがデパートに突っ込んだ衝突の激しさがわかる。

　近所の住民「スウェーデンの光景が変わってしまった。ショックです」

　地元メディアによると、トラックは約５００メートルにわたって歩道を猛スピードで暴走した後、デパートに突っ込み、４人が死亡、１５人がケガをした。

　警察は、事件への関与が疑われる男１人を逮捕し、この男がトラックを運転した可能性が高いとみている。地元メディアは、この男がフェイスブック上で「イスラム国」への共感を表明していたと報じた。ただ、これまでのところ犯行声明などは確認できていない。

　また別のメディアは、ほかにもう１人の男がストックホルム郊外で拘束されたと報じている。今後、実行犯の特定が進められる。