韓国最大野党「共に民主党」の李在明代表についての逮捕状請求を棄却
韓国最大野党の李在明代表について韓国の裁判所は検察による逮捕状の請求を棄却しました。
最大野党「共に民主党」の李在明代表をめぐっては過去に北朝鮮への不正送金に関与した疑いなどで検察が逮捕状を請求し、26日、ソウルの裁判所で李代表出席のもと逮捕を認めるかの審査が行われました。
裁判所は李代表から9時間以上にわたって事情を聞き、「拘束の理由や必要性があるとみることは難しい」として逮捕状の請求を棄却しました。
拘置所で審査結果を待った李代表は「これからは相手を排除するのではなく、国家のため誰が役割を果たせるかを競う真の政治に戻ることを望む」と述べました。
韓国では来年4月に総選挙を控える中、「共に民主党」は早速「独裁政権への警鐘だ」と尹錫悦政権への批判を強めていて今後、さらに対立が激しくなるものとみられます。