パンダのシャンシャン、四川省の空港に到着 約5時間半の長旅
21日、中国に返還される上野動物園のジャイアントパンダ「シャンシャン」をのせた貨物機が、中国内陸部・四川省の空港に到着しました。
四川省の成都にある空港に、シャンシャンをのせた貨物機が降り立ちました。初めての海外で、約5時間半の長旅となったシャンシャンですが、このあとさらに車で2時間ほどかけ、ジャイアントパンダの保護研究センターに移動するということです。
センターでは検疫が実施されますが、その後、シャンシャンがどの飼育施設に入るかや、一般公開の予定については明らかになっていません。
現在、5歳8か月になるシャンシャンはすでに繁殖可能な年齢に達しており、今後は中国でパートナーを探すことになります。