米GDP+2.6% 3四半期ぶりプラス成長
アメリカの今年7月から9月までの実質GDP(=国内総生産)の伸び率が発表され、年率換算で2.6%と、3四半期ぶりにプラス成長へ転じました。
アメリカ商務省が27日に発表した今年7月から9月までの実質GDP(=国内総生産)の速報値は、年率換算で2.6%となりました。
3四半期ぶりのプラス成長で、輸出が伸びる一方、個人消費の伸びは鈍り、住宅投資は減少しました。
一方、物価動向を把握するGDP価格指数は予想を下回ったため、市場関係者は年内にあと2回予想されている0.75%の大幅利上げのペースが少し鈍化する可能性があるとしています。
GDPの発表をうけバイデン大統領は声明で、「物価の引き下げをさらに進める必要がある」と強調しました。