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イギリス国防省「ロシア海軍航空部隊の戦力著しく低下」 クリミア半島での空軍基地爆発に

2022年8月13日 7:01

ウクライナ南部クリミア半島で起きた大規模な爆発を巡り、イギリス国防省は、ロシア海軍の航空部隊の戦力が「著しく低下した」との分析を明らかにしました。

今月9日、ロシアが支配するクリミア半島の空軍基地で起きた爆発を巡っては、ロシア側が「攻撃によるものではない」と主張する一方、アメリカメディアは、ウクライナの特殊部隊などが関与したと報じています。

この爆発について、イギリス国防省は12日、「少なくとも5機の爆撃機と3機の戦闘機が破壊されたか深刻な被害を受けた」との分析を明らかにしました。その上で、「ロシア黒海艦隊の航空部隊の戦力は著しく低下した」との見解を示しています。また、原因については「不明」としていますが、「最大4つの弾薬庫で爆発が起きた」と指摘しています。

一方、南部オデーサ州の港から12日ウクライナの小麦およそ3000トンを積んだ貨物船が出港したとトルコ国防省が発表しました。ロイター通信によりますと、これまでに出荷された穀物はほとんどが動物の飼料や燃料用で、食用の小麦の出荷は初めてだということで、今後も順調な輸出が続くかが注目されています。

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