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ノーベル化学賞 日本の受賞なし アメリカなどの研究者3人を選出

2022年10月5日 18:49

今年のノーベル化学賞が発表され、新たな機能性分子を作る「クリックケミストリー」と呼ばれる手法を確立したアメリカなどの研究者3人が選ばれました。

日本の受賞はなりませんでした。

ノーベル化学賞に選ばれたのは、アメリカ出身でスタンフォード大学のキャロライン・ベルトッツィ教授、デンマーク出身でコペンハーゲン大学のモーテン・メルダル教授、アメリカ出身でスクリプス研究所のバリー・シャープレス教授です。

シャープレス氏が化学賞に選ばれたのは、2001年に続き2度目となります。

異なる2つの分子を目的に合わせて結合させ、新たな機能性分子を作る「クリックケミストリー」と呼ばれる手法を確立したことが評価されました。

この技術により、複雑な分子化合物をより早く、簡単に結合させることが可能となり、患者一人一人に適したがん治療薬など、医薬品の開発に大きく貢献したとしています。