ダウ1200ドル超↓終値3万1104ドル 景気減速への警戒感広まる
13日のアメリカ・ニューヨーク株式市場はダウ平均株価が急落し、前の日の終値から1200ドル以上値を下げました。
13日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価は売り注文が膨らみ、前の日の終値から1200ドル以上値を下げ、3万1104ドル97セントで取引を終えました。今年最大の下げ幅となります。
アメリカ労働省が13日に発表した8月の消費者物価指数が、前の年の同じ月と比べて8.3%の上昇と市場の予想を上回ったことを受け、景気減速への警戒感が広まり、幅広い銘柄が売られました。また、外国為替市場では円安が進み、一時1ドル144円台をつけました。
市場関係者は、「インフレを抑え込むために大幅な利上げがより長期化する観測が広がり、ドルを買う動きが強まった」としています。