モデルナ オミクロン特化ワクチン試験開始
アメリカのバイオ医薬品メーカー「モデルナ」は26日、新型コロナウイルスのオミクロン株に特化したワクチンの臨床試験を開始したと発表しました。
モデルナは26日、アメリカ国内の24か所で合わせて600人を対象に新型ウイルスのオミクロン株に特化したワクチンの臨床試験を開始したと発表しました。
臨床試験では、既存のワクチンを接種して6か月以上経過したグループと、追加接種を受けて3か月以上経過したグループに分け、それぞれに開発中のワクチンを打ち、有効性や安全性を調べるとしています。
モデルナのCEOは、「オミクロン株の長期的な脅威を考慮し、開発を進める」としています。
オミクロン株に特化したワクチンをめぐっては、25日にファイザーも臨床試験を開始したと発表しています。