ファイザー オミクロン特化ワクチンの臨床試験を開始
アメリカの製薬大手ファイザーは25日、新型コロナウイルスのオミクロン株に特化したワクチンの臨床試験を開始したと発表しました。
ファイザーは25日、健康な18歳から55歳、最大1420人を対象に新型ウイルスのオミクロン株に特化したワクチンの臨床試験を開始したと発表しました。臨床試験では、既存のワクチンの接種の有無や回数によって参加者を3つのグループに分け、有効性や安全性を調べるとしています。
ファイザーのワクチン開発の責任者は、「追加接種の効果が低下する場合に備え、オミクロン株や新しい変異株に対応できるようにしておく必要性がある」としています。
これまでにファイザーのCEOは、3月にはオミクロン株に特化したワクチンの準備が整うとの見通しを示しています。