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ウクライナ・ゼレンスキー大統領“現状ではNATO加盟は困難”の認識示す

2022年3月16日 10:43

戦闘が激しさを増すウクライナではロシア軍による長距離爆撃が増えていて、首都キエフでは35時間の「外出禁止令」が出されました。

首都キエフでは複数の集合住宅が砲撃を受け、これまでに5人が死亡しました。無差別とも言える長距離砲撃が増えていることを受け、キエフでは15日夜から35時間の「外出禁止令」が出されました。

クリチコ市長は、避難を希望する人は速やかにキエフを出るよう呼びかけています。

クリチコ市長「ウクライナ西部には必要なものがそろっている避難所があるので、逃げたい人はすぐに出発できる」

キエフには15日チェコ、ポーランド、スロベニアの首相が到着しゼレンスキー大統領と会談しました。

EU=ヨーロッパ連合の代表として現地を訪れウクライナとの結束をアピールする狙いがあるとみられます。

こうしたなか、4回目の停戦協議が行われましたが、ウクライナ側は、16日も継続すると明らかにしました。食い違いが残るものの妥協の余地はあるとしています。

ただ、ロシアのプーチン大統領はEUのミシェル大統領との電話会談で、「ウクライナ側が相互に受け入れ可能な解決策を見いだすことに真剣に取り組んでいない」と批判しています。

一方、ゼレンスキー大統領は15日、イギリスなどとの防衛関連の会議にオンラインで参加し、「何年にもわたりNATO=北大西洋条約機構の扉は開いていると言われてきたが、我々は加盟できないとも聞いた。それは事実であり認める必要がある」と述べ、現状ではNATO加盟は困難であるとの認識を示しました。