英・BBC、SMILE-UP.東山社長に単独インタビュー “性加害”スタッフ2人への対応批判
イギリスのBBCが、SMILE-UP.の東山紀之社長への単独インタビューを公開しました。BBCの記者は、ジャニー喜多川氏とは別に性加害を行った2人のスタッフをめぐり、SMILE-UP.の対応を批判しました。
BBCのモビーン・アザー記者は、今年2月にSMILE-UP.の東山紀之社長にインタビューし、ジャニー喜多川氏とは別のスタッフの性加害について問いただしました。
英BBC モビーン・アザー記者「私たちは元Jr.の方と話をしました。この方は、(ジャニー喜多川氏とは)別のスタッフによる性的虐待があったと承知していると話しています」
SMILE-UP. 東山紀之社長「僕がいま聞いているのは2人と聞いています」
英BBC モビーン・アザー記者「その情報は、あなたたちから警察に提供すべきものではありませんか?」
SMILE-UP. 東山紀之社長「法的なことを考えると僕らには権限がないと思いますので、当事者の人たちがそれに対して刑事告訴をしたら、僕らとしては全面的に協力する」
東山氏は、被害者が「誰なのか把握していない」と述べたということです。
英BBC モビーン・アザー記者「正直びっくりしました。それぞれ(加害者の)名前が公表されるべきですし、警察への報告もするべきです。それをしないのは(被害者にとって)傷が悪化するようなこと。SMILEーUP.や東山氏が被害者をどんな方法を使ってでも支援するべきです」
SMILE-UP.は当該のスタッフ2人について、「去年9月までに関係法令などに従って厳正に対処した」としていますが、詳細については、関係者のプライバシーなどから「回答は差し控える」としています。