中国の全人代（＝全国人民代表大会）で10日、習近平氏が国家主席に再選されました。政府の要職には側近があてられる見通しで、3期目の指導体制が本格的にスタートします。

全人代は10日朝から開いている全体会議で投票を行い、習近平氏が3期目となる国家主席に選出されました。

習氏は去年、秋の中国共産党大会で党トップとしても異例の3期目続投を決めており、これで重要ポストである党・国家・軍の3つのトップに立ちます。

11日には、習氏に近い李強氏が首相に就任する見通しで、今回の全人代を経て政府の要職を側近で固め、3期目の指導体制が本格的にスタートします。