韓国・尹大統領の逮捕状請求、携帯電話交換など“証拠隠滅”の恐れ
非常戒厳をめぐり、内乱などの疑いで逮捕状を請求された韓国の尹錫悦大統領をめぐり、捜査本部は尹大統領が携帯電話を交換するなどしていることから、証拠隠滅の恐れがあると指摘していることがわかりました。
韓国の捜査本部は尹大統領について、内乱を首謀した疑いなどで17日、逮捕状を裁判所に請求しました。
捜査本部が裁判所に提出した逮捕状請求に関連する書類は150ページ以上にわたるということです。
韓国メディアは捜査本部がこの中で、尹大統領が検察時代から使っていた携帯電話を交換したほか、SNSのアプリを退会していたとして、証拠隠滅の恐れがあると指摘していると伝えています。
裁判所は18日午後、逮捕状を出すかを判断する審査を開きますが、尹大統領は、ここに出席する予定だと弁護団が明らかにしました。尹氏側は捜査本部側の指摘について、「荒唐無稽だ」と反論する方針だと伝えられています。
裁判所の判断は、18日遅くから19日未明に示される見通しです。
最終更新日:2025年1月18日 11:44