日本を“けん制”ロシア軍が北方領土で演習
ロシア国防省は1日、北方領土の国後島と択捉島で軍事演習を始めたと発表しました。日本をけん制する狙いがあるとみられます。
ロシア国防省は、1日、北方領土の国後島と択捉島で兵士ら1000人以上と、車両およそ200台が参加する軍事演習を始めたと発表しました。
日本との平和条約交渉の中断を表明して以降、ロシアは軍事演習について「北方領土を含む千島列島での軍事演習」と、具体的な場所をあかさず発表していましたが、今回は、「国後島と択捉島で軍事演習を行った」としています。
ウクライナ侵攻で、制裁を強化している日本をけん制する狙いがあるとみられます。