インドネシアで地震と津波 384人死亡
インドネシア中部・スラウェシ島で28日に起きたマグニチュード7.5の大地震と津波で、現地の被害が拡大している。これまでに384人の死亡が確認された。
スラウェシ島では、日本時間の28日午後7時ごろ、マグニチュード7.5の大地震が発生し、最大で高さ3メートルの津波が複数の都市の沿岸部を襲った。
多くの住宅や建物が押し流され、地元当局は、島の中部の都市パルでこれまでに少なくとも384人が死亡、540人ケガをしたと発表した。他の都市についてはまだ情報がないということで、今後、被害はさらに拡大するとみられている。
インドネシア政府は、軍や警察を派遣して生存者の救出や捜索などを本格化させているが、現地は電気や通信が遮断されていて被害の詳しい状況は分かっていない。