インドネシア、外国からの支援受け入れへ
インドネシアのスラウェシ島で起きた大地震と津波で、死者が1200人を超えた。津波で大きな被害をうけた町にNNNのカメラが入った。
津波に襲われたスラウェシ島沿岸部の町では、6万5000軒以上の住宅が損壊し、多くの人が屋外での生活を強いられている。スラウェシ島中部では、辺り一面ががれきに覆われていて、今回の地震と津波の威力の激しさを物語っている。
インドネシア政府によると、これまでに1200人以上が死亡、今も150人以上ががれきの下に閉じ込められているという。現地では、食料や燃料の不足が深刻化していて、ガソリンスタンドでは長蛇の列ができていた。
こうした事態にインドネシア政府は、外国からの支援の受け入れを決めた。ただ、支援物資が途中で略奪されるなどして十分に行き渡らず、被災者らの不満が高まっている。