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死者1400人超、食料不足 インドネシア

2018年10月4日 2:39

先週、インドネシアのスラウェシ島でおきた地震と津波による死者は1400人を超えた。被災地では食料や燃料が不足し、救助活動にも支障が出ている。

インドネシア政府によると、大地震と津波による死者は1400人を超えたという。そのうち、最大6メートルの津波に襲われ1100人以上が死亡したスラウェシ島のパルでは、多くの人がいまも壊れた建物の下敷きになっているとみられている。

被災地では、7万人以上が屋外で避難生活を送っているが、水や食料など物資不足が深刻化しているほか、重機の燃料も足りないため、救助活動が難航している。

空港にはパルを離れようとする人たちが殺到するなど混乱も続いていて、政府の対応が不十分だとして被災地では不満が高まっている。