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インドネシア 行方不明5000人の可能性

2018年10月8日 4:48

インドネシアのスラウェシ島を襲った大地震と津波から10日がたち、死者は1700人を超えた。被害の拡大は止まらず、災害対策当局は、行方不明者が5000人に上る可能性があると明らかにした。

先月28日、スラウェシ島中部で起きた地震と津波では、これまでに1763人が死亡し、6万人以上が野外での避難生活を余儀なくされている。

災害対策当局は7日、大きな被害を受けたパルの2つの地区で、大規模な液状化現象の結果、集落ごと土砂に埋まる被害が出ていると指摘した。

また、地区の責任者の報告から、約5000人が行方不明になっている可能性があると明らかにした。

当局は、まだ確認はできていないとしているが、犠牲者の数は今後さらに増えるとみられる。