米国移住を目指すキャラバン 5千人以上か
中間選挙を控えたアメリカのトランプ大統領は、移民対策の強化を訴えている。その根拠に挙げる中米からの移民集団「キャラバン」の一部がメキシコの首都に到着した。
治安の悪化などによりアメリカへの移住を目指す、中米ホンジュラスなどの出身者の集団、キャラバンは4日もメキシコを移動している。その数は5000人以上に上るとみられる。一部はトラックなどの車を乗り継ぎ、首都メキシコシティーに到着した。
この競技場では、難民申請の相談などが行われ、最大2週間ほどの滞在を想定しているという。
これに対して中間選挙を控えたトランプ大統領は、キャラバンを「侵略だ」と批判し国境警備を強化していて、今後、国境での緊張が高まる可能性もある。