キャラバン続々と…反発の市民ら大規模抗議
中米からアメリカを目指す移民集団、「キャラバン」の問題が深刻になっている。アメリカとの国境の街に続々と流入する中、反発する市民らが大規模に抗議活動を行っている。
キャラバンはメキシコを北上し、アメリカとの国境沿いの街ティフアナに続々と到着、その数は2500人以上にふくれあがっている。これに対して、市の幹部は「対応は限界に近づいている」と述べ、地元市民からも反キャラバンの声があがっている。
地元市民らは「身元がわからないキャラバンの人々の流入で治安が悪化する」などと訴えた。
反キャラバンの市民「きょう、我々は声をあげて行動を起こす。キャラバンのやり方は認められない。ティフアナとメキシコの平和を望む」
抗議する市民らは、キャラバンに寛容な市民との間で衝突しながらもキャラバンが滞在している場所まで行進し、警察とにらみ合う事態になった。
ティフアナには、今後さらに数千人のキャラバンの人々が押し寄せる見込みで、混乱がさらに深刻になる恐れがある。