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日韓関係 韓国外相“意思疎通を続ける”

2019年1月16日 14:52

いわゆる元徴用工訴訟やレーダー照射の問題をめぐり、日本と韓国の対立が深まる中、韓国の康京和外相は16日、日韓関係を悪化させないよう、外交当局間で意思疎通を続けていくと強調した。

韓国・康京和外相「(日韓)外交当局は両国の関係を悪化させず、持続的に発展させていけるよう管理して激励していく」

康外相は会見で、元徴用工訴訟やレーダー照射の問題について、「困難で複雑な問題だが、適切に管理する」と述べた。その上で、「外交当局間で意思疎通を続けている」と強調。日韓関係の悪化を避けたいとの考えをにじませた。

一方で、元徴用工訴訟をめぐり、日本側が請求権協定に基づいて行った協議の要請については、「さまざま要素を検討しながら立場を整理していく」と述べるにとどめ、協議に応じるかどうか明言を避けた。