上海市ロックダウンから2か月 新規感染者が大幅減も警戒緩めず
新型コロナウイルスの感染拡大で中国・上海市がロックダウンしてから28日で2か月となりました。
上海では3月28日からロックダウンが始まり、28日で2か月が経過しました。27日の上海の新規感染者は152人と、ピーク時の1日およそ2万7000人から大幅に減少しました。
しかし、上海市は来月中の「全域での封鎖解除」を目指して警戒を緩めておらず、市民は、外出許可証が配布された日の数時間を除いて、外出が禁止されています。
厳しい制限措置を伴う中国のゼロコロナ政策について、WHO=世界保健機関のテドロス事務局長は「持続可能とは思えない」と方針転換を促しましたが、中国政府は、今後も続ける考えを示しています。