高校生がローマ法王に“核なき世界”直訴
被爆地、広島と長崎の高校生が19日、バチカンでローマ法王に謁見(えっけん)し、核なき世界の実現を直接、訴えた。
ローマ法王と特別に謁見したのは「高校生平和大使」を務める広島の松田小春さんと長崎の内山洸士郎さん。
2人は被爆直後に撮影された写真などを手に、核兵器廃絶を直接訴えた。
内山さん「これからも努力を重ねて、ノー・モア・ヒロシマ・アンド・ナガサキ(広島と長崎を二度と繰り返さずに)という言葉を発し続けます。お会いすることを楽しみにしています」
松田さん「11月に(お会いしたいです)」
法王「11月にね」
法王は11月に日本を訪問する意向を示していて、実現した場合には、広島や長崎を訪問することも検討されている。