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わいせつ K・スペイシー氏の起訴取り下げ

2019年7月18日 14:16

アカデミー賞受賞歴もあるアメリカ人俳優ケビン・スペイシー被告が、少年に対する強制わいせつなどの罪に問われた裁判で、検察側は17日、起訴を取り下げた。

スペイシー被告は当時18歳の男性に対する強制わいせつなどの罪で去年、起訴されたが、一貫して起訴内容を否認していた。

裁判で男性側は、事件当日の様子を携帯電話で撮影したと主張、一方の弁護側は無罪を示す証拠が残されている可能性があると訴え、携帯電話の提出を求めた。

これに対し男性側は携帯電話はなくなったとし、男性自身が黙秘権を行使した。こうしたことから検察側は裁判を続けられないと判断したという。

これで刑事裁判は終了するが、地元メディアは「ハリウッドスターとしての彼のキャリアは終わった」などと報じている。