“露軍が数日中にインフラ攻撃する準備”ハルキウ州で外出禁止令…警戒強まる
ウクライナの首都・キーウの当局は24日の独立記念日を前に、ロシア軍のミサイル攻撃の可能性が高まっているとして、25日まで大規模イベントを禁止すると発表しました。
ロシアの侵攻から半年となる24日は、ウクライナが旧ソ連から独立を宣言した記念日です。キーウ当局は22日、ロシア軍のミサイル攻撃の可能性が高まっているとして、25日まで大規模イベントを禁止すると発表しました。また、空襲警報が鳴ったら、避難するよう呼びかけています。
こうした中、ウクライナ軍は、ロシア軍が戦闘機とヘリコプター約800機を国境付近に集結させていると明らかにしました。
また、ロイター通信はアメリカ政府関係者の話として、ロシア軍が今後数日のうちに、民間のインフラ施設や政府の建物を攻撃する準備をしているとの情報があると報じています。
ロシアと国境を接する北東部・ハルキウ州で25日まで外出禁止令が出されるなど、各地で警戒が強まっています。