北朝鮮 中距離弾道ミサイル1発発射と推定~韓国軍 10日間で5回、今年23回目
韓国軍は4日、北朝鮮が発射したのは中距離弾道ミサイル1発と推定され、日本上空を通過したと発表しました。
韓国軍によりますと北朝鮮は4日午前7時23分ごろ、北部の舞坪里一帯から東の方向に向け中距離弾道ミサイルと推定される1発を発射し日本上空を通過したと発表しました。飛距離など詳しい情報は明らかになっていません。
北朝鮮によるミサイル発射は、この10日間で5回目と異例の頻度で今年だけで23回目です。
韓国軍によりますと、前回の発射は、日米韓3か国が北朝鮮の潜水艦への対応を強化する訓練を行った翌日の今月1日で短距離弾道ミサイル2発を日本海に向けて発射していました。
この日米韓の訓練の前日までは日本海で米韓の合同軍事演習が実施されていました。
また先週はアメリカのハリス副大統領が日韓を歴訪してして、北朝鮮としては連携を強める米韓、日米韓の動きに反発を示すかたちでミサイルを発射しているものとみられます。
また、北朝鮮のミサイルが日本の上空を通過したのは、2017年9月に発射された中距離弾道ミサイル「火星12」以来、7回目ということになります。