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北朝鮮“弾道ミサイル”発射 連携強める米韓に反発か

2022年9月28日 19:31

韓国軍は28日夕方、北朝鮮が日本海に向けて短距離弾道ミサイル2発を発射したと発表しました。

韓国軍によりますと、北朝鮮は午後6時すぎ、平壌の順安一帯から日本海に向けて短距離弾道ミサイル2発を発射しました。飛距離などの詳しい情報は明らかになっていません。

北朝鮮は3日前の今月25日も短距離弾道ミサイルを日本海に向けて発射したばかりで、北朝鮮によるミサイル発射は、今年だけで20回目です。

韓国には先週、アメリカ軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」が入り、韓国軍と29日までの予定で日本海で合同軍事演習を行っています。

北朝鮮の金星国連大使は26日、国連総会での演説で米韓の演習について、「戦争に追い込む危険な行為」などと批判していました。

また、アメリカのハリス副大統領が29日に韓国を訪れ北朝鮮との軍事境界線の非武装地帯を訪問する予定で、北朝鮮としては連携を強める米韓の動きに反発した可能性もあります。