北、慈江道一帯から飛翔体1発を発射~韓国軍
韓国軍も、北朝鮮が30日午前7時52分頃、内陸の慈江道一帯から日本海に向けて弾道ミサイルと推定される飛翔体1発を発射したと発表しました。飛翔体の種類など詳しい情報は明らかにされていませんが、慈江道一帯からは今月2回、極超音速ミサイルの発射実験が行われています。
北朝鮮による飛翔体の発射は今月27日以来で、このほかにも列車を利用したミサイルや長距離巡航ミサイルなどを相次いで発射し、今月だけで7回目の発射です。
今月19日には金正恩総書記出席のもと朝鮮労働党の会議が開かれ、「アメリカの敵視政策と軍事的脅威がこれ以上、黙認できない危険ラインに至った」と指摘。核実験やICBM(=大陸間弾道ミサイル)の発射再開を示唆し、バイデン政権への牽制を強めていました。