日本と中国は来週29日、国交正常化から50周年を迎えますが、これを控えた週末の24日、両国で記念イベントが行われました。

東京・渋谷区の代々木公園では国交正常化50周年を記念するイベントが開かれ、中華料理の屋台や、中国文化を紹介するブースが設けられました。

日本人来場者「国同士はあまり仲良くない感じかもしれないけど、個人個人は仲良いと思うので、国には仲良くしてほしいですね」

一方、中国・北京でも記念イベントが開かれ、垂駐中国大使は「日中関係は順風満帆ではなかったが相互理解と信頼醸成が関係打開の王道だ」と訴えました。

北京市民「一部の歴史問題を排除して未来に目を向けるべきだと思う」

日中関係は台湾問題や米中対立を受けて冷え込みが続いていますが、日本政府としては50周年の節目を機に関係改善の糸口を探りたい考えです。