米NY市 感染増で感染リスク一段階引き上げ 屋内でのマスク着用を強く推奨
アメリカ・ニューヨーク市は新型コロナウイルスの感染者数が増加していることを受け、感染リスクのレベルを一段階引き上げました。
ニューヨーク市内の新型コロナウイルスの感染者数は、3月上旬には1日あたりおよそ600人でしたが、2日には2500人近くまで増加しています。入院者数と死者数は減少傾向ですが、ニューヨーク市の保健当局は2日、感染リスクのレベルを「低い」から「中程度」に引き上げました。
新たな制限などを科すものではありませんが、ニューヨーク市は屋内でのマスク着用を引き続き、強く推奨しています。
NY在住の男性「しばらく、コロナと変異株と共存していくと思います。ですからワクチンの追加接種をすべきです」
医療従事者の女性「もっと規制を強めれば、もっと早く感染はおさまると思います」
ニューヨークタイムズは、多くの人が自宅検査をしていて統計に含まれないので、実際の感染者はさらに多いと考えられるとしています。