ウクライナ・ブチャ解放から1年、追悼式典 露軍が“市民虐殺”か
ロシア軍に一時占拠され、市民が虐殺されたとされるウクライナのブチャが解放されてから3月31日で1年を迎えたのにあわせ、追悼式典が開かれました。
ロシア軍は去年のウクライナ侵攻開始直後にブチャ一帯を占領し、ウクライナ政府はブチャとその周辺で、ロシア軍が子ども37人を含む1400人以上の市民を殺害したと主張しています。
ブチャの解放から1年となった3月31日、ウクライナのゼレンスキー大統領は追悼式典に出席しました。
ゼレンスキー大統領「ロシアの悪はここウクライナで崩壊し、人類は勝利する」
ゼレンスキー大統領はまた、「ブチャでの出来事を忘れることは許されない」と強調しました。
キーウではこの日、ロシア軍による戦争犯罪に焦点をあてた国際会議も開かれました。およそ50の国や団体が参加したこの会議では、国際法上の重大な犯罪を強い言葉で非難し、ロシアの責任を追及するなどとした宣言が採択されました。