マリウポリ“劇場攻撃”から1年、犠牲者を追悼 ゼレンスキー大統領「ロシア軍による最悪の犯罪の一つ」
ウクライナのマリウポリの劇場への攻撃から1年となり、犠牲者の追悼がおこなわれました。
ウクライナ南東部のマリウポリでは去年3月、子どもを含む多くの市民が避難していた劇場がロシアによる攻撃を受け、少なくとも数百人が犠牲になったとみられています。
攻撃から1年となった16日、首都キーウなど9か所でマリウポリ出身の市民らが集まり、劇場前に書かれていた「子どもたち」という文字の上にキャンドルを並べて、犠牲者を追悼しました。
ゼレンスキー大統領も16日、国民に向けたメッセージで、劇場への攻撃を「ロシア軍による最悪の犯罪の一つ」と指摘し、「邪悪な国家は責任を負うことになる」と非難しました。