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激戦地バフムトで“反転攻勢の好機” ウクライナ司令官、露側は「力尽きている」

2023年3月24日 5:34

ウクライナ軍の司令官は23日、東部の激戦地バフムトについて、ロシア側が「力尽きている」として、反転攻勢の好機だとの認識を示しました。

ウクライナの陸軍司令官は23日、激戦が続く東部の要衝バフムトについて、ロシア側が「かなりの戦力を失い、力尽きている」「すぐにこの機会を利用する」と反転攻勢の好機だとの認識を示しました。

一方、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」創設者のプリゴジン氏は、同じ日、バフムトではワグネルの部隊が前進しているものの反転攻勢を受けると補給路を断たれる恐れがあると、危機感を示しました。

こうした中、スロバキア国防省は23日、供与を表明していた「MiG-29」戦闘機13機のうち、最初の4機をウクライナに引き渡したと発表しました。

前日にはノルウェーからドイツ製戦車の「レオパルト2」8両が引き渡されていて、ウクライナが供与を求める戦車や戦闘機が集まりつつあります。

ゼレンスキー大統領は23日、ロシア軍が一部を占領する南部のヘルソン州を訪れ、現地の復興状況などを視察する映像を公開しました。

住民「最も重要な質問です。勝利はいつですか?」
ゼレンスキー大統領「それは最も重要ですね。勝利(の時)はきます」

前日にはバフムト付近の前線を訪れた様子を公開していて、相次ぐ現地視察で、兵士や住民への激励を続けています。

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