要衝バフムトで戦闘続く 市民の死者も ウクライナ側は徹底抗戦の構え
ウクライナでは11日も東部の要衝バフムトでロシア軍が攻撃を続け、市民の死者も出ていますが、ウクライナ側はバフムト一帯の23か所で戦闘が行われているとしたうえで徹底抗戦する構えです。
ロイター通信によりますと、バフムト近郊の町で11日、ロシア軍の砲撃が断続的にあり市民1人が死亡、少なくとも3人がケガをしたということです。
バフムトでの状況についてイギリス国防省は11日、ロシアの民間軍事会社ワグネルの部隊がバフムト東部の大部分を制圧したものの、ウクライナ軍は川に架かる橋を破壊し、街の西側の要塞化した建物から砲撃して抗戦し、ロシア側の進軍を難しくしていると分析しています。
ロイター通信はウクライナ軍報道官の話としてバフムト一帯の23か所で戦闘が続き、直近の24時間だけでロシア兵221人が死亡したと伝えています。