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ウイグル弾圧 習主席「情け容赦は無用だ」

2019年11月18日 14:17

アメリカの有力紙は16日、少数民族ウイグル族の弾圧に関する中国政府の内部文書を入手したと報じた。習近平国家主席が「情け容赦は無用だ」と発言したなどと記されているという。

アメリカの有力紙「ニューヨーク・タイムズ」が入手した中国政府の内部文書はおよそ400ページで、少数民族ウイグル族の弾圧に関する詳細が書かれているという。

中国政府がこれまで、「職業訓練所」だと主張してきた収容施設でウイグル族の人々を強制的に収容し、厳しい監視のもとで思想教育を行っている、としている。

また、習近平国家主席が、2014年の非公開の演説で、ウイグル族に対して「情け容赦は無用だ」などと強硬な対応を指示していたと伝えている。

文書は、中国の政治関係者から提供されたということで、ニューヨーク・タイムズは、「中国共産党内でも弾圧に対する不満が強いことを示している」と指摘している。

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