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ロシアのハッカー集団 米が制裁対象に指定

2019年12月6日 14:21

アメリカのトランプ政権は5日、世界40か国の銀行から100億円以上を盗んだとして、ロシアのハッカー集団を含む7団体と17人を制裁対象に指定したと発表した。

制裁対象に指定されたのは、ロシアを拠点にするハッカー集団「エビル・コープ」など7団体とロシア人ら17人で、アメリカ国内の資産が凍結されるなどする。40か国以上で銀行などのシステムをウイルスに感染させて認証情報を抜き取り、少なくとも108億円余りを盗んだという。

米司法省の会見「ここ数十年で最悪のハッキングと銀行詐欺だ」

また、司法省はロシア人2人を訴追したほか、リーダーの男には、サイバー犯罪では最高額となる5億円あまりの懸賞金をかけて行方を追っている。