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ダウ平均反発 FRB政策金利据え置き受け

2019年12月12日 8:09

11日のニューヨーク株式市場は、FRB(=連邦準備制度理事会)の金融政策を決める会合の結果を受け、利上げを急がないとの見方が強まり、ダウ平均株価は反発して取引を終えている。

11日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は、前の日の終値から29ドル58セント値を上げ、2万7911ドル30セントで取引を終えた。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も38ポイント近く上げて8654.05で取引を終えている。

この日は、FRBの金融政策を決める会合の結果発表を前に、積極的な買いが手控えられる中で、個別に悪い材料が出た「ホーム・デポ」などが売られ、売りが先行する展開となった。

午後にFRBが会合の結果、経済が堅調だとして、政策金利を据え置くことを発表した。また、来年も金利を据え置く見通しが示されたことで、市場では利上げを急がないとの見方が強まり、安心感から買いが優勢となった。

市場関係者は「FRBの会合も終わり、年内はアメリカと中国の貿易協議の行方が市場で最も大きな関心事となるだろう」と話している。

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