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ハメネイ師「重大な報復受ける」司令官死亡

2020年1月3日 19:10

アメリカ軍は3日、イランの革命防衛隊の精鋭組織「コッズ部隊」の司令官らが乗った車列を空爆し、司令官は死亡した。イラン側の報復も予想される。

空爆が行われたのはイラクの首都・バグダッドの空港で、イラン「コッズ部隊」のソレイマニ司令官のほか、イラクのイスラム教シーア派武装組織「カタイブ・ヒズボラ」の指導者らが死亡した。

アメリカ国防総省は声明で、「ソレイマニ司令官はアメリカの外交官や軍人への攻撃計画を進めていた」と指摘。先月31日に起きたイラクのアメリカ大使館襲撃にも関与していたとしている。また、空爆はトランプ大統領の指示によるものとした上で、「海外のアメリカ人を守るため」と説明している。

一方、イランの最高指導者・ハメネイ師は「血で手を汚した犯罪者は重大な報復を受けるだろう」と非難していて、アメリカとイランの関係はさらに緊迫の度合いが増しそうだ。

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