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トランプ氏 司令官殺害「戦争止めるため」

2020年1月4日 10:39

アメリカのトランプ大統領は3日、イラン革命防衛隊の司令官を殺害したことについて、「戦争を始めるためではなく、止めるための措置だった」と主張した。

トランプ大統領「アメリカ軍は精密な攻撃を成功させ、ソレイマニ司令官という世界で一番のテロリストを殺害した。我々は戦争を止めるために行動した。戦争を始めるためではない」

トランプ大統領は、死亡したソレイマニ司令官を「テロリスト」と非難し、アメリカ人への「差し迫った邪悪な攻撃を画策していた」と指摘した。一方で、「我々はイランの政権交代は望んでいない」としている。

また、ポンペオ国務長官は3日、イギリスやフランスなど各国の外相や、イラクの大統領らと相次いで電話会談を行い、攻撃は「自衛のための行動」だったと理解を求めた。

イランの最高指導者が報復を予告する中、アメリカ国防総省の当局者は3日、NNNの取材に対し、中東・クウェートにアメリカ軍3500人を増派すると明らかにしている。今後、地域の緊張が一層、高まることが懸念される。