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ミャンマー軍が村を空爆 少なくとも50人が死亡

2023年4月11日 21:32

クーデターが起きたミャンマーで11日、軍が北西部の村を空爆し、地元メディアは少なくとも50人が死亡したと伝えました。

地元メディアによりますと、ミャンマー軍による空爆があったのは、北西部ザガイン管区カンバルにある村です。

村では当時、軍政に反対する民主派勢力の事務所の開所式が開かれ大勢の住民が集まっていて、この空爆で少なくとも50人が死亡したということです。

クーデター後の混乱が続くミャンマーでは、依然として軍と民主派勢力が激しい戦闘を続けています。

東部でも戦闘が激化し、タイメディアによりますと、今月に入り5000人以上の住民が国境を越えてタイ側に避難する事態となっています。

今回の空爆をめぐり、民主派が発足させた「国民統一政府」は声明を出し、軍を「テロリスト」と呼び、「無差別な武力行使で、戦争犯罪だ」と強く非難しました。