韓国 福島第一原発の処理水視察団 21日から6日間の日程で派遣へ
韓国政府は日韓首脳会談で合意した福島第一原発の処理水をめぐる専門家視察団の派遣について今月21日から6日間の日程で行うと発表しました。
韓国政府によりますと視察団は政府傘下組織の専門家ら21人で構成され、原子力安全委員会の委員長が団長を務めます。
日程は今月21日から6日間で福島第一原発を23日と24日に視察、放射性物質を取り除く設備「ALPS(アルプス)」を重点的に確認するとしています。
福島第一原発視察の前後の日程では東京電力や経済産業省などと議論を深めるということです。
視察団の団長は「海洋放出が科学的に安全かどうかを確認することに最善を尽くしたい」と述べ、視察の結果を分析して国民に報告するとしています。
視察団の派遣は今月7日の日韓首脳会談で合意したもので、その後、日韓当局が視察内容やメンバーの調整を進めていました。