アメリカの老舗高級衣料品店「バーニーズ・ニューヨーク」が２２日、アメリカの全店舗を閉店した。

バーニーズ・ニューヨークはインターネット通販に押されるなどして去年、経営破綻し、マンハッタンの旗艦店では２２日が最後の営業日で、破格の閉店セールが行われた。

この日、アメリカ国内すべての店舗が閉店し、およそ１００年にわたり愛され続けた老舗がその営業に幕を下ろした。

８年間働いた従業員「バーニーズのような存在は唯一無二だったから、大きな損失だよ」

３０年通った客「時代の終わりね。３０年間、私の人生にとって大きな存在でした」

アメリカメディアによると、今後は買収したブランド管理会社が別の百貨店の中に小規模な店舗をオープンし、バーニーズブランド自体は継続していくという。

一方、日本の店舗はアメリカのバーニーズと資本関係がなく、今後も営業を続けることになる。