【解説】“ミサイル”発射実験 ロシア国防省が発表 制裁を強める日本へのけん制か
ロシア側は、ウクライナやベラルーシと国境を接するロシア南部「ブリャンスク州」と、同じくウクライナと国境を接する「ベルゴロド州」が、ウクライナ軍から攻撃を受けたと主張しています。これに対し、ウクライナ側はブリャンスク州への攻撃の一部について、「ウクライナ側に罪を着せようとしている」としています。
ロシア国防省の報道官は、ウクライナ軍がロシア国内の施設を攻撃しようと企てていると主張し、こうした行為が続けば、首都キーウなど中枢を攻撃すると警告しています。
また、ロシア国防省は14日、ロシアの潜水艦2隻が、日本海で巡航ミサイル「カリブル」の発射実験を行い、成功したと発表しました。ロシアに対する制裁を強める日本へのけん制だとみられています。ただ、発射場所について、ロシア側は「日本海」で行ったと主張していて、一方、岸防衛大臣は会見で「ロシアのウラジオストク沖で発射させたとみられる」と明らかにしました。
ウクライナ情勢について、ロシアの政治に詳しい慶応義塾大学の廣瀬陽子教授の解説をお伝えします。
※詳しくは動画をご覧ください。(4月15日放送『news every.』より)