ウクライナの首都キーウで大きな爆発音 空襲警報に市民から不安の声
ロシア軍の侵攻を受けるウクライナの首都キーウで15日未明、大きな爆発音がしたとロイター通信が報じました。
ロイター通信は地元メディアを引用して、首都キーウで15日未明、大きな爆発音がしたと伝えました。市内では14日夜から、空襲警報が鳴り響き、市民からは不安の声が聞かれました。
キーウ市民「昨晩は3回警報を聞きました。不安以上のものがあります」
また、戦闘が激化している東部のハルキウや南部のヘルソンなどでも爆発音があったということです。
一方で、ウクライナと国境を接するロシアのブリャンスク州とベルゴロド州の知事は14日、民家などにウクライナ軍の攻撃を受けたと主張しました。ブリャンスク州ではけが人もでているとしています。
これに先立つ13日、ロシア国防省の報道官はウクライナ軍がロシア国内の施設を攻撃しようと企てていると主張し、こうした行為が続けば首都キーウなど中枢を攻撃すると警告しています。