フランス大統領選 10日投票 極右ルペン氏“猛追”
フランスで10日、大統領選挙の投票が行われます。再選を目指すマクロン大統領が優勢ですが、極右政党のルペン候補が激しく追い上げています。
フランスの大統領選挙は2期目を目指す現職のマクロン大統領に、極右政党のルペン候補ら11人が挑む構図で、マクロン大統領は、ウクライナ情勢への対応でロシアのプーチン大統領と会談を繰り返す積極的な外交姿勢などが評価され、世論調査の支持率でトップを維持しています。
一方、物価が高騰する中、燃料税の減税などの経済対策を掲げる2位のルペン候補が激しく追い上げています。
投票は、日本時間の10日午後3時から始まり、11日の朝には大勢が判明する見通しですが、過半数を獲得する候補者がいない場合、今月24日に上位2人による決選投票が行われます。